一般出展ブースでは、クルマや用品に関連した各種サービスの提案やカーライフを楽しむグッズの展示などを行う。さまざまな体験機会も用意している。
セルスター工業はドライブレコーダー、中央自動車工業はボディコーティング製品、マルカサービスは、MTWブランドを中心にホイール製品を展示する。トヨタモビリティパーツは安心・安全・エコな商品を、リスロンはカーケミカル商品を提案する。
団体では、近畿地区自動車整備連絡協議会がOBD検査に関連した展示を行うほか、全国LPガス協会・近畿LPガス連合会はLPGハイブリッド車を訴求する。
自動車事故対策機構(ナスバ)は、ダミー人形を搭載した実際の衝突試験車両を展示する。
ブースでは、さまざまな体験も可能だ。トウメイブースではポリッシャーを使った車磨きができる。日本自動車連盟(JAF)関西本部の「お絵描きロードサービス」や阪神高速道路グループの「黄パト乗車体験」など子ども向けのコンテンツも多い。
「日刊自動車新聞用品大賞受賞社コーナー」には2022年と23年の受賞社の中から計12社が出展する。22年グランプリのパイオニア「NP1」や23年グランプリのセルスター工業「RD―40/RD―60」をはじめ、22年準グランプリのマルカサービスのテスラ・モデル3専用ホイール「MTW TW027」や23年準グランプリのパナソニックカーエレクトロニクス「ブルーバッテリーカオス」など、アイデアや技術、市場へのインパクトで総合的な評価が高かった商品が勢ぞろいする。
「はたらくクルマコーナー」では、極東開発工業が計量装置付きごみ収集車「スケールパッカー」を展示するほか、大阪府トラック協会がトラックの運転席への乗車体験を実施する。JAF関西本部や大阪メトログループ、大阪市消防局、自衛隊大阪地方協力本部の車両も並ぶ。
「ドライブで観光・地方創生コーナー」には8ブースが出展する。鹿児島県大阪事務所は、大阪・南港発のさんふらわあ号で行ける鹿児島の魅力を紹介する。
毎回、好評を博す試乗会には6ブランド(スズキ、スバル、日産、BMW、ホンダ、三菱)が参加する。電気自動車(EV)など電動車のほか、発売後間もない最新モデルを体感できる機会とあり、人気を集めそうだ。
屋外展示場では「三菱自動車4WD登坂キット体験イベント」や「スバル安全体感パーク」などの体験型イベントも予定している。
全長15㍍のティラノサウルスが出現するキッズゾーンやグルメコーナー「味わいロード」も設置し、老若男女を問わず楽しめるイベントとして内容の充実化を図った。
さまざまなゲストが出演する特設ステージも大阪モーターショーの見どころの一つ。8日は公式テーマソング「トメラレランナイ」を歌うヒップホップグループの梅田サイファーがライブやラジオ番組の公開収録を行う。9日は矢井田瞳の弾き語りミニライブ、10日は鈴鹿8時間耐久オートバイレースのレジェンド千石清一氏とシンガーソングライターの高原兄氏によるトーク&ライブを開催する。関西を中心に活躍するアーティストやアイドルグループのライブも必見だ。
大阪モーターショー公式宣伝大使のナビメイトや大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」が登場するほか、出展者によるPRステージも実施するなど多様な企画で会場を盛り上げる。
=おわり=