今回からイベント名に「OSAKA MOBILITY SHOW」が加わり、新たにモビリティ関連ゾーンを設置した。
「TOYOTAモビリティ体験ゾーン」では自動運転車「アストロe―パレット」をはじめ新たなモビリティを披露する。傘モビリティ「&brella(アンブレラ)」は観光需要の創出と地域活性化の実現を目指したもの。4人乗りグリーンスローモビリティ「ラウンドパレット」や立ち乗りで走行する小型モビリティ「C+walk(シーウォーク)T」のほか、人工知能(AI)バスケットボールロボット「CUE」も登場する。ブース内では燃料電池模型などを使った水素実験も行う。
「OSAKA MOBILITY ZONE」では、大阪公立大学が水素の燃焼による圧力で進む「水素推進水上オートバイ」を展示し、AirXが空飛ぶクルマを出展する。大光はドローン体験を行う。
二輪車では、スズキが原付1種のコンセプトモデルとして、近距離モビリティ「e―choinori(イーチョイノリ)」と折り畳み可能なコミューター「e―PO(イーポ)」を出展する。大型二輪車の「GSX―8S」や「V―Strom(ブイストローム)800」なども並べる。
「インポートモーターサイクルワールド」には、海外11ブランド・14台の二輪車が集まる。出展ブランドはBMW、アプリリア、モト・グッツィ、ベスパ、ピアッジオ、トライアンフ、ドゥカティ、ロイヤルエンフィールド、イタルジェット、インディアンモーターサイクル、ハーレーダビッドソン。
「カスタマイズカーワールド」では33の出展者が車両を展示し、カスタマイズのトレンドを発信する。「キャンピングカーワールド」では18の出展者が軽自動車から乗用車まで多様なキャンピングカーを並べる。展示台数は両企画を合わせて約100台と、2019年開催の前回展を上回る見通しだ。
主催者団体の日本自動車販売協会連合会(自販連)大阪府支部の加盟ディーラーが参加する「自販連大阪会員ディーラーコーナー」は6ブースで構成する。
ホンダモビリティ近畿ブースでは新型「N―BOX(エヌボックス)」を展示するほか、整備士体験ブースなどのコンテンツを用意する。
大阪地区トヨタ各社のブースでは、電気自動車(EV)走行体験ができる「キッズEVシミュレーター」や「お絵かき3Dレーシング」のほか、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)について理解を深める企画も行う。
関西マツダブースではロータリーエンジンを発電機として搭載した「M―30ロータリーEV」や「RX―7(FD3S)」のレストア車、マツダ耐久レースに参戦した「NB型ロードスター」を展示する。
大阪スバルブースでは、近畿地区スバルグループ特別仕様車「フォレスターKS―01」とレーシングドライバーの山内英輝選手が監修した特別仕様の「レヴォーグ」のディーラーカスタマイズ車2台が並ぶ。9、10日は山内選手のトークショーを実施する。
日産大阪ブースでは日産自動車創立90周年を記念し、伝説のスーパーカーを特別展示する。「スカイライン400R」やクロスオーバーEV「アリア」なども置き、併設のラジオブースでDJが日産車の先進装備などを紹介する。
西日本三菱ブースではミニバン「デリカD:5」と軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」を展示する。三菱自動車ブースとのコラボレーションによりデリカミニ公式キャラクター「デリ丸。」のオリジナルグッズを贈呈する。