トヨタ自動車系中堅部品メーカー6社のうち、4社が2024年3月期の通期業績予想を上方修正した。トヨタの生産が回復し、今後も高水準の生産が見込まれるほか、原材料・エネルギーコストの転嫁が進んだため。原価低減効果も出ている。中国市場の急速な電気自動車(EV)シフトなど懸念材料もあるが、各社は合理化努力を続けつつ、電動化部品の開発を急ぎ「稼ぐ力」を磨く…