「ストーリーありきの捜査が…」―。生物兵器の転用が疑われた「精密機械輸出事件」をめぐり、原告側が捜査側の手法を批判した。捜査側が事件を〝捏造(ねつぞう)〟したというのだ。〝ストーリーありき〟とは、起訴を決めていて、それに合わせた捜査、証拠集めをしたという。具体的には、起訴に不利な証拠の無視や調書の破棄が疑われ、捜査担当の警察官自身が法廷で〝捏造〟…