23年上期も人気車種の全面改良が相次いだ(写真はトヨタ「アルファード」)

登録車と軽自動車を合わせた新車販売台数が、市場評価の一つのベンチマークである年500万台の復帰に向け、正念場を迎えている。供給制約が緩和した2023年上期(1~6月)は、前年同期比17・5%増の245万600台で2年ぶりのプラス。下期(7~12月)もこのままの伸び率を維持すれば、単純計算で年493万台を上回り、4年ぶりの大台到達が射程に入る。ただ…