シンガポールに本社を持つIT企業のテクノソフトオートモーティブ(フレディ・タン最高経営責任者)は3日、日本法人の「テクノソフトジャパン」を立ち上げ、日本市場に参入すると発表した。自動車ディーラーなどの経営支援につながるシステム「テクノソフトオートモーティブソリューション」を日本国内で展開する。5年間で1千店舗、10年間で4千店舗での導入を目指す。

 同製品はディーラー向けのマネジメントシステムで、車両の販売や会計、顧客管理などをまとめた。アジア圏を中心に、インドネシアやフィリピンなど10カ国の8法人で導入されている。

 新設した日本法人を通じ、国内のディーラーや海外にある日系ディーラーなどに同システムの導入を提案していく方針だ。