トヨタモビリティサービス(村上秀一社長、東京都中央区)は、社用車管理のクラウドサービス「ブッキングカー」で運転手のアルコール検査を代行するサービスを開始した。2022年から社用車の運転前後の酒気帯び確認や、確認結果の記録・保存が義務化された。これらの業務を受託できるサービスを提供する。

 社用車の運転手が同社のコールセンターに電話し、アルコール検知器を使用した結果などを報告する。結果の確認と記録はコールセンターが行うため、導入企業の安全運転管理者などの業務負担が軽減できる。コールセンターは常に連絡可能となっており、さまざまな組織や働き方に、柔軟に対応できる。

 アルコールチェックは原則として社用車を用いる組織の安全運転管理者が実施する。対応が難しい場合は業務委託が認められている。