(写真4―1)MM誌4月号のメルセデス・ベンツの戦略についての記事。同誌はメルセデスの記事の表題に「Radical(過激) or Nothing=メルセデスの標語Best or Nothing→最善か無か」に掛けていると。今年5月の総会で現CEOの任期延長が承認され2029年まで在籍可能になるかが、企業価値増大計画の実現性にかかる。

Ⅱ-1メルセデス・ベンツ商用車部門を別会社として切り離しIPO(新規上場)した。これを受けて、前述の様に乗用車部門のみとなった企業価値を2000億 ユーロ 超にすることを目標に、EBITマージンを決めたが、実行段階では過激な施策が多いように思われ(写真4―1参照)、ドイツのプレスでは「ラジカル(Radikal=過激)」という言葉が使われている。☆…