日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会(NAPAC、高瀬嶺生会長)が冠スポンサーとなる「NAPAC富士スーパーテック24時間レース」が26~28日、富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開かれる。メイン会場ではNAPACの会員各社がブースを出展。加えて、「オールジャンルカスタムの世界」と題し、スーパー耐久レース(S耐)の前身であるN1時代の車両やS耐車両ほか、ラリーやジムカーナに参戦する車両など10台を展示する予定だ。

 展示車両には日本自動車大学校(NATS、矢部明理事長・学校長)が1月の「東京オートサロン2023」で公開した2台が含まれており、制作にあたった学生らによるステージも行われる。また、S耐の開催に尽力し、2月に逝去したエンドレスアドバンス(長野県佐久市)の故花里功氏の功績を写真など紹介するブース設ける予定だ。

 NAPACは20年から、同大会の冠スポンサーを務めており、今年で4回目。高瀬会長は「大きなイベントとして成長した。NAPAC会員が一丸となったイベントとして業界の認知向上につなげたい」と、モータースポーツやカスタム市場の発展につなげる考えだ。