東京・代官山にあるテスラのスーパーチャージャー。左奥の囲いの中に本体が分離されている

電気自動車(EV)の急速充電器の規制緩和が進みつつある。火災予防条例(消防は自治事務)による事実上の出力上限は10月から撤廃される。政府の規制改革の論議が追い風になっている。ただ、電気事業法の面からは、まだやりにくさが残る。国内の充電事業者は「高圧化」に備えながらも様子見の状況だ。強力な急速充電器に対応できる駆動用電池を持つEVがまだ国内では少な…