春の異動に伴い、記者や編集者としての作法について人に話す機会があった。自分を振り返る機会にもなった。誰のために記事を書いているのか。お金を払って読んでくださる読者のため。分かりやすくて面白く、世の中のためになればなおいいことだ。では、本当に読者が求めている記事を書いているのか。これがなかなか難しい。「あの記事よかったよ」といってくれるのは関係者が…