三菱自動車は6日、新型スーパーハイトワゴン「デリカミニ」を5月25日に発売すると発表した。1月に東京オートサロンで実車を公開して予約を募っていた。今回、価格を公表し、受注活動を本格化する。月間2500台の販売を目指す。

 3月末に生産を終了した「eKクロススペース」の事実上の後継車となる。知名度が高い「デリカ」を車名に用いるとともに、四輪駆動(4WD)仕様に専用チューニングを施したショックアブソーバーや大径タイヤを採用し、SUVらしさを強調した。価格は180万4千~223万8500円(消費税込み)に設定した。

 三菱自は同日、1月13日から開始した予約注文が9千台に達したことも公表した。eKクロススペースで2割程度だった4WD比率が6割と高いほか、上級グレード「プレミアム」の比率も8割程度にのぼるという。