日本電産が電気自動車(EV)用「eアクスル」で、レアアース(希土類)や永久磁石、銅を使わない次世代機の開発を急いでいる。調達難や価格高騰に備えるのが狙いだ。主力の中国市場では早くも価格競争が激化する気配が出始めた。同社としては、次世代機の早期投入で中国以外での市場でもシェアを高めていきたい考えだ。中国のEV市場について、車載事業を担当する早舩一弥…