前田金属工業は、売り上げ拡大を図るため、自動車工具の新製品を大量投入する。全商品数の約半分、販売構成比で約7割を占める主力商品約1600アイテムを、約2年間かけて改良する。機械工具業界は、整備工場の設備投資減退などの影響で厳しい経営環境が続く。これまで新製品投入を控えてきた姿勢を改め、攻めの経営体制に転じる。同社は7月、佐藤憲史新社長による体制に…