IT人材への投資で車載ソフトウエアの需要を取り込む

日本精機はソフトウエアの開発体制を強化する。国内外で開発拠点を新設し、人員も増やす。主力の車載計器(メーター)が機械式からディスプレー表示式にシフトし、ソフト開発の必要性が高まっているためだ。ただ、ソフトウエア人材は世界的にも争奪戦で給与水準も高い。同社は人件費の安い国に開発拠点を移したり、地方在住のソフトウエア人材を狙ったりする一方、間接部門の…