乗用車メーカー8社が30日に発表した2022年の世界生産台数は前年比1・8%増の2397万0886台と2年連続で増加した。海外生産が同2・6%増の1658万4342台と2年連続で増加した一方、国内生産は同0・1%減の738万6544台と4年連続で減少した。

 国内は海外に比べ半導体不足に伴う生産制約の影響を大きく受けた。世界販売台数は同6・1%減の2338万5169台で2年ぶりに減少した。

 12月は世界生産が前年同月比14・9%減の182万8656台と2カ月連続で減少した。国内生産は同1・3%減の66万1012台で5カ月ぶりに、海外生産は同21・0%減の116万7644台と2カ月連続でそれぞれ減少した。世界販売は同7・0%減の202万9548台と2カ月連続の減少だった。国内販売が同2・0%増の30万6627台と4カ月連続で増加したものの、海外販売は同8・4%減の172万2921台と2カ月連続で減少した。