ハーレーダビッドトソンジャパン(野田一夫社長)は26日、都内で人気モデル「ブレイクアウト」の2023年モデルを日本初公開した。格闘技「K-1」の元世界王者の魔裟斗さんをゲストに招き、トークセッションも実施した。新型モデルは29日まで、代官山Tサイト(東京都渋谷区)で展示している。

 23年モデルはエンジンの排気量を増やしたことで、出力やトルクを向上。ガソリンタンクのデザインを変更し、容量も従来の13・2㍑から18・9㍑に拡大し、走行距離も約100㌔㍍伸ばしたという。

 魔裟斗さんは動画共有サービス「ユーチューブ」の自らのチャンネルでハーレーの販売店を訪れるほど、魅力や憧れがあるとし、「仲間とツーリングするのは新たな青春、一つの夢」として購入に意欲を示した。

 ハーレーは昨年、国内で新規登録台数が1万台を突破。米国を除く海外市場で、日本が売り上げで1位になった。