ミツバサンコーワ(萩原伸一社長、東京都板橋区)は、二輪車用の前後2カメラ型ドライブレコーダーの新製品「EDR―22」を15日に発売すると発表した。二輪車向けに特化し、耐久性を高めた小型な設計となっている。また、開発中の「ボディマウント」を活用することで、車両内部のスペースが狭く取り付けが難しい車両でもデザイン性に考慮した装着を可能にするという。

 二輪車用では車両の高性能化による電子制御デバイスの装着拡大が進んでいる。このため、スペースが圧迫し、ドライブレコーダーの装着が困難な車種も増えていた。そこで、新製品はカメラや電源ユニットを分離することで部品単体の小型化を実現することにより、取り付けができる車種を増やした。また、風雨や直射日光などにも耐えられるよう防塵・防水・耐振動設計となっている。前後カメラは対角162度の広い画角での記録を可能にした。耐久性を高めた二輪車向けのSDカードも付属する。

 価格は4万1580円。GPS搭載モデルの「EDR―22G」は4万7080円(消費税込み)。