新車供給の遅れから使用済み自動車の発生台数も減少し、自動車リサイクル業界は厳しい状況が続いている。一方、資源価格は一時の下落傾向から回復し、持ち直しを見せるなど明るさも取り戻しつつある。現在の状況や今後の見通しについて、約500社のリサイクル事業者で構成する日本自動車リサイクル機構(JAERA)の酒井康雄代表理事に聞いた。―業界を取り巻く環境をど…