ホンダは6日、小型車「フィット」を一部改良し、7日に発売すると発表した。新たに走りの質にこだわった「RS」を設定し、計5タイプとした。また、ハイブリッド車(HV)ではモーターの最高出力を従来比10㌔㍗増の90㌔㍗に引き上げるなどし、加速性能も高めた。

 RSはグリルやフロントバンパーなどの専用意匠を採用したほか、サスペンションを見直し、高い操縦性能を実現した。HV仕様の「e:HEV RS」にはアクセルオフ時の減速力を4段階で選べるセレクターなどを専用装備とした。RSのガソリンモデルは11月10日の発表予定。

 価格はHVが199万7600円から、ガソリン車が159万2800円から。売れ筋グレードの「e:HEVホーム」(二輪駆動)は、従来比5万8300円高の217万5800円(消費税込み)となる。