川村絢美さん

 日刊自動車新聞社は27日、都内で「日本航空(JAL)タイアップホスピタリティセミナー」を開催した。髙橋賢治社長による講演に続き、JALが昨年4月に立ち上げた教育事業の専任講師である川村絢美さんが「客室乗務員が大切にしていること~おもてなしの心の実践~」について解説した。

 JALとのタイアップセミナーは初の試み。会場とオンラインのハイブリッド方式で実施した。髙橋社長は「人材育成が企業・店舗成長のカギを握る」と題して講演。「顧客対応には正解がないが、社員一人一人が考え工夫し、進化させることで人が育ち、会社としての総合力につながる」と述べた。

 川村さんも「おもてなしにマニュアルはない。お客さまといかに向き合って伝えられるかが大事」と述べ、機内でのエピソードを交えながら客室乗務員による実践のポイントなどを分かりやすく紹介した。