車載電池工場の新増設ラッシュが世界で続く。特に中韓勢の投資には驚くばかりで、日本勢の〝周回遅れ論〟が勢いづきそうだが、本当にそうか◆もともと電池産業はリードタイムが長く、先行開発や設備などの投資負担が重い。しかも今は電池の材料、構造とも進化の途上にあり、より精緻(せいち)な投資管理が求められる。今はカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)…