酒好きを「左党(ひだりとう)」「左きき」などという。江戸時代にさかのぼるが、大工や炭鉱労働者は、右手にカナヅチ、左手にノミを持つことから、左手をノミ手と称した。このノミ手がシャレで飲み手に変化し、酒飲みを左きき、などと呼ぶようになった◆現在では、肴(さかな)をつまむ箸(はし)を利き手の右で持ち、お猪口(ちょこ)やグラスは左手に持つからと、説明が簡…
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酒好きを「左党(ひだりとう)」「左きき」などという。江戸時代にさかのぼるが、大工や炭鉱労働者は、右手にカナヅチ、左手にノミを持つことから、左手をノミ手と称した。このノミ手がシャレで飲み手に変化し、酒飲みを左きき、などと呼ぶようになった◆現在では、肴(さかな)をつまむ箸(はし)を利き手の右で持ち、お猪口(ちょこ)やグラスは左手に持つからと、説明が簡…
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