使用済み車の発生台数の減少や仕入れ価格の上昇など厳しい状況に直面している自動車リサイクル業界。この要因の一つとなっているのが、新車の供給遅れだ。国内販売は停滞感が続いており、明るい見通しは描きにくい。さらに、緊迫感を増す世界情勢も資源価格に影響を与えている。こうした事態にどう立ち向かっていくのか、日本自動車リサイクル機構(JAERA)の酒井康雄代…