状況好転の兆しはなかなか見通せない

自動車リサイクル事業者の経営を左右する使用済み自動車の発生台数が非常に厳しい状況となっている。自動車リサイクル促進センター(JARC、中村崇理事長)がまとめた4月の使用済み車発生台数は、前年同月比約13%減の約26万6千台にとどまった。4月の発生台数が30万台を下回るのは、約29万9千台だった2016年以来。新車の供給遅れなどから生じている使用済…