日刊自動車新聞社は11日、「第1回整備事業者アワード2022」の結果を発表した。業界活性化へ他の事業者の手本となり得る事例を表彰するのを目的とし、14部門で19事業者を選定した。審査委員長を務めた東京大学生産技術研究所の須田義大教授は「多くの事業者が大変努力をしていることが分かり頼もしく思う」と総評。5月31日に都内で表彰式を開催する。初回となる今回は、事業規模の大小や数的指標のみでは測れない取り組み内容にも焦点を当て、他社が追随可能な取り組みかどうかを評価で重視した。
表彰事業者は次の通り。
【イノベーション領域】
▽海外展開部門=坂井モーター(浜松市東区)▽専門性強化部門=港北自動車(名古屋市港区)、プロモート(新潟市南区)▽DX部門=ツカサ工業(長野県大町市)、ナリタ(静岡県藤枝市)▽法人ビジネス部門=橋本屋民間車検場テックス大塚(東京都豊島区)▽新規参入・ユニーク経営部門=ビジレンビーテック(大阪市北区)
【経営改善領域】
▽顧客リピート部門=おまかせオート石川(栃木県那須塩原市)、ナオイオート(茨城県取手市)▽事業承継部門=竹田オート(大阪府河南町)▽人材育成部門=タカバン(岐阜県高山市)▽業務効率化部門=アミック(群馬県玉村町)▽保険獲得戦略部門=ガリレオコーポレーション(愛媛県松山市)▽経営再建成功部門=高田自工(岩手県陸前高田市)
【社会貢献領域】
▽BCP対策=黒田モーター商会(三重県四日市市)▽地域貢献部門=酒井商會(長野県須坂市)、ヤマモト自工(石川県中能登町)▽環境対応部門=沼津中央自動車(静岡県沼津市)、前野モータース(岩手県葛巻町)