ユピテル(安楽憲彦代表取締役、東京都港区)は、ドライブレコーダーの「マルミエ」シリーズから、前後・車内記録を可能にした3カメラ型ドライブレコーダー2種を発売した。リアに前方・後方を向く2台のカメラを設け、各方向を高画質で記録できるフラッグシップモデルとして開発した。

 フロント1カメラと、リアから左右と車内を記録するリアデュアルカメラをセットにし、従来の前後記録だけでなく、前後・左右・車内の記録を可能にした。全カメラが200万画素のフルHD記録に対応し、事故時の相手車両のナンバープレートなどを鮮明に記録する。車内後方から前方向きに映像を記録するため、搭乗者の顔が映らずプライバシーに配慮できる点も特徴だ。

 全カメラに高感度「スタービス」センサーを搭載し、暗所や夜間のほかスモークガラスにも対応する。あおり運転を自動で検知し専用フォルダに録画する機能と、運転者に危険を知らせる安全運転サポート機能も搭載する。

 カー用品量販店モデル「Y―3000」=写真=と、自動車販売店モデル「Z―300」の2モデルを展開する。

 価格はオープン。