中古車流通価格の高騰に歯止めが掛からない状況が続いている。11月の主要中古車オークション実績をみると、各系列の台当たり平均成約金額が今年最高値を記録した。新車減産の影響で流通量が大幅に減っており、高値水準が収まる気配を見せない状況だ。最需要期の年度末に向けて小売り向け中古車の仕入れ競争はさらに激しくなりそうだ。最大手ユー・エス・エス(USS)が運…