日本ガイシは12日、同社初となるグリーンボンド(環境債)を発行すると発表した。発行年限は7年で発行額は100億円。調達した資金は高性能電池や二酸化炭素(CO2)分離膜、合成燃料を生成するハニカム構造リアクターなどの開発や生産に充てる。同社は、今後10年間で約3千億円の研究開発費をカーボンニュートラルとデジタル社会関連に投資する計画を公表済みだ。