日産自動車は8日、「ノートオーラ」の受注台数が発売から約3週間で月販計画の3倍以上に当たる1万台を超えたと発表した。月販計画は3千台。上質感のある内装や静粛性を高めた電動パワートレイン、高性能音響システムなどが評価されたとしており、輸入車オーナーからの乗り替えも多かった。
8月17日に発売し、9月8日時点で1万151台の受注を獲得した。グレード別の受注構成比は上級グレードの「Gレザーエディション」(4WD含む)が71%、ベースグレード「G」(同)が29%と、上級グレードに受注が集まった。さらに、ニッサンコネクトナビゲーション、ナビリンク機能付きプロパイロット、BOSEパーソナルサウンドシステムのセットオプションの選択率は8割を超えた。
顧客層では、セダン、ミニバン、SUVからの乗り替えが半数を占めた。年齢構成は50歳代が3割と最も多いものの、40歳代以下も3割強と幅広い顧客からの受注を得ている。