矢野経済研究所(水越孝社長、東京都中野区)がまとめたポリプロピレン(PP)市場調査によると、2022年のPP出荷量予測値は21年見込み値比0・5%増の約249万㌧となる見通しだ。射出分野の自動車向けは同3・1%増の65万1500㌧と予測しており、新型コロナウイルスまん延前の19年水準(66万7千㌧)には若干届かないものの、市場は回復傾向にあると想…