構造改革に先手を打つことで安定した収益体質を維持し、電機業界の「優等生」と呼ばれた三菱電機の不祥事の発覚が止まらない。鉄道車両用や業務用の空調設備の品質不正が長年にわたって続けられてきたことが判明、7月に社長が引責辞任したばかりだが、さらに配電盤の検査でも不正が発覚した◆検査不正が発覚する以前にも、過労が原因で社員が自殺するなどの労務問題、不正ア…