マルチマテリアル化は軽量化だけでなく衝撃安全性確保にも貢献する(JFEスチールの超ハイテン材新構造)

自動車の低燃費化や電気自動車(EV)の航続距離を伸ばすため、さまざまな素材を組み合わせるマルチマテリアル化によって軽量化を追求する動きが広がっている。金属やアルミニウム、樹脂、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)など、さまざまな材料を、それぞれが持つ特性に合わせて部位ごとに活用することで、強度や重量、コストなどをバランスさせる。異種材料を接合でき…