衝突エネルギーを部品の変形によって吸収する必要があるフロントサイドメンバーなどには590㍋ パスカル 級の鋼板が使われることが多い

JFEスチールは、超高張力鋼板(超ハイテン材)を自動車のエネルギー吸収部品に適用できる新しい構造を開発した。1470㍋ パスカル 級の超ハイテンと軟鋼板の間に樹脂を挟み込む「マルチマテリアル構造」によって自動車の軽量化と高い衝突安全性を両立できる。防音材や制振材などを手掛けるイイダ産業(飯田耕介社長、愛知県稲沢市)と共同開発した。衝撃エネルギーを…