ニューロの自動運転車

 トヨタ自動車グループで自動運転などを手がけるウーブン・プラネット・ホールディングス(HD)は、傘下の投資ファンドが米国の自動運転スタートアップ「Nuro(ニューロ)」(カリフォルニア州)に出資したと発表した。出資額や株式の保有比率は非公表。投資ファンド「ウーブン・キャピタル」は今年1月の設立で、ニューロが初の投資先となる。

 ニューロは食料品や日用品を運ぶ自動運転車両を手がけ、ウォルマートやドミノ・ピザなどとも提携している。

 ウーブン・キャピタルは8億ドル(約870億円)の投資枠を設けている。今後もモビリティや人工知能(AI)、コネクテッド、スマートシティー分野でスタートアップに出資していく方針だ。