三菱自動車は、タイのレムチャバン工場で大規模太陽光発電設備が稼働したと発表した。今後増設予定の設備を合わせ7メガワット容量の太陽光発電設備により、生産活動に伴う二酸化炭素(CO2)排出を年間6100トン以上削減できる見込み。
今回、現地の生産・販売会社のミツビシ・モーターズ・タイランドの生産拠点に5メガワットの太陽光発電設備を導入した。将来的に2メガワット容量の設備も入れる計画。
同社は「新環境計画パッケージ」の中で、2030年までに事業活動によるCO2排出量を14年度比で40%削減する目標を掲げる。この一環として、プラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」の使用済み電池を活用した蓄電システムを4月に岡崎製作所(愛知県岡崎市)で本格稼働する。