セキュリティーソフトウエアを提供するカナダのブラックベリーは、中国の百度(バイドゥ)と自動運転技術の開発で戦略的なパートナーシップを拡大すると発表した。

 広州汽車集団の電気自動車子会社が近日発売する「Aion」にブラックベリーのリアルタイムオペレーションシステム(RTOS)上で稼働する百度の高解像度マップを搭載する。

 両社は、2018年にブラックベリーのOSを百度の自動運転プラットフォーム「Apollo(アポロ)」の基盤にすると発表。高解像度マップは、サプライヤー向けソフトウエア開発プロセスの要件を定めた業界認証を取得しており、今後も自動運転車の中国展開に必要なコンポーネントとして両社でシェアを拡大する。