ホンダ系部品メーカーが試練の時を迎えている。四輪事業の収益力の悪化に苦しむホンダは工場閉鎖といった固定費削減で業績改善を図る一方で、電動化などに対応するため、巨額な研究開発投資の継続を求められている。系列部品メーカーも同様で、研究開発をはじめとする投資は拡大傾向にあり「稼ぐ力」が弱まっている。ホンダが過去に掲げた四輪車世界販売600万台体制に追随…