不正検査の再発防止に取り組む完成検査ライン(群馬県太田市の矢島工場)

スバルは、検査不正問題の再発防止に向けた取り組みを進める。国土交通省に提示した全65項目の防止策は、すでに63項目を実行し、不正発覚後に生産ペースを落としていた群馬製作所も通常操業に戻した。同社はさらに、2022年度までに品質改善のために1500億円を投じる計画。残り2項目の再発防止策に加え、人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)の活用…