メーカー系ディーラーが中古車部門を強化する動きは加速

2019年の中古車市場は、市場の大きな構造変化の到来を予感させる1年だった。自動車メーカー系ディーラーは、従来以上に下取り車を自社で小売りする姿勢を鮮明化して〝タマ〟(販売・流通に適した中古車)の囲い込み戦略を加速。中古車ビジネスによる収益確保に注力している。さらに大手中古車販売店が大量在庫と競争力のある価格を打ち出し、各地で存在感を高めている。…