スバルが12月25日に発表した2019年11月の生産・販売実績によると世界販売台数は、前年同月比5.1%減の8万3901台と、3カ月連続マイナスとなった。

米国販売は同0.2%増の5万6893台、カナダが同3.4%増の5164台と、ともに11月として過去最高となった。しかし、国内販売が自然災害や消費増税の影響で、同22.8%減の9386台と低迷したほか、豪州が同19.9%減の3141台、中国が同5.5%減の2027台と低迷した。

国内生産は、同13.5%増の6万3711台と4カ月ぶりに前年を上回った。昨年11月は完成検査不正問題でラインスピードを落としてチェック体制を厳格化するなどして減産していた反動もあって大幅に伸びた。

米国生産はアセントを中心に増加したのに加え、レガシィ/アウトバックの生産も軌道に乗ってきたことから同4.0%増の3万4147台と、11月として過去最高となった。世界生産台数も同10.0%増の9万7858台で、11月として過去最高となった。