図1 エスコートゾーン

目の見えにくいが一人で歩くとき、道路の横断は特に困難が大きいものとして知られてきた。その場所における自身の位置や身体の向きに関する手がかりの乏しい条件下で、限られた時間内に対岸に到達することを求められるためである。エスコートゾーン(視覚障害者用道路横断帯)は横断歩道内の路面に敷設される触覚マーカで、道路横断中の方向の手がかりを与えるものである(図…