EVの普及に伴い、電力システムへの影響を 考慮する必要が出てくる         

電気自動車(EV)がエネルギーシステムの一角としての姿を現し始めた。台風19号による停電の際、千葉県などで非常用電源に活用されたように、蓄電池の機能を実地に生かす動きが出ている。一方、EVはバッテリーに大量の電気を貯め込める分、電力需給のバランスや系統(電線による電力供給網)に悪影響を与えるリスクもある。現状、日本の新車販売台数(乗用車)に占める…