国内上場自動車メーカーが2020年3月期の世界販売の見通しを相次いで下方修正した。米中貿易摩擦に端を発した景気の減速が自動車需要の低迷につながっている。特に下方修正で目立ったのが国政などの影響を受けたインドや、インドネシアなど東南アジアだった。販売台数の約5割をインドが占めるスズキは、同国での販売見通しを期初見通しの前年比4%増から20%減に修正…