平成の30年間で日本の時価総額ランキングは大きく様変わりした。規制に保護されてきた金融会社や電力会社、通信会社などの多くはバブル崩壊やIT化を背景に時価総額を減らし、ランキングから姿を消した。世界を見ても上位50位に入る日本企業は30社から1社に減った。移り変わりが早くなった時代、イノベーションを起こせない企業が駆逐されるのは早い。デジタル化の潮…