強みを持つ四輪駆動技術もトヨタとの協業で磨く(18年6月の新型「フォレスター」発表会)

最初の提携から14年を経て株式を持ち合うスバルとトヨタ自動車。スバルはこれまで、水平対向エンジンや四輪駆動技術などで中堅メーカーとしての存在感を示す一方、北米に依存する収益構造や次世代技術などの課題に対し、有効な一手を探しあぐねていた。スバルはトヨタの後ろ盾を得て、次代の〝らしさ〟を模索することになる。戦闘機「隼(はやぶさ)」などを製造していた中…