前回、労働基準法上の「労働者」に該当すれば、仮に名目上、その人が請負契約の「請負者」とされていても「様々な労働関係法の適用を受ける」というお話をしました。労災保険は「労働者」が業務中に怪我を負った場合などに、その治療費など保険給付を受けることができるという制度ですが、ここでも「労働者」に当たるかどうかがポイントになります。「労働者」に該当しなけれ…