JALが実証実験を実施する「TractEasy」

国土交通省は、空港の制限区域内で、トーイングトラクターの自動運転の実証実験を実施すると発表した。

トーイングトラクターは航空貨物や航空旅客の手荷物の運送用コンテナを牽引する車両。航空需要の拡大が見込まれる一方で、空港地上支援業務での労働力不足が課題となっている。9月から2020年3月にかけて、空港の制限区域内で手荷物・貨物などの輸送を想定した自動走行の実証実験を実施し、多様な環境での走行技術の検証、将来の実用化に向けた課題を抽出する。

日本航空(JAL)は成田国際空港で2019年10月31日~2020年3月末、全日本空輸(ANA)は佐賀空港と中部国際空港で9月30日~10月11日、2020年1月~2月に実施する。また、AIROは2020年1月~2月まで成田国際空港、関西国際空港で実施する。