PerceptInの低速自動運転電気自動車

福岡市と福岡地域戦略推進協議会などは、福岡市の貝塚公園で、スタートアップであるPerceptIn(パーセプティン)の低速自動運転車を使った実証実験を9月21日から23日まで実施すると発表した。

PerceptInはシリコンバレーで創業して現在は本社を香港におくスタートアップ。同社の自動運転車が日本で走行するのは今回が初めて。

今回走行する電動の低速走行自動運転車は「コンピュータービジョン」と呼ばれる自律走行技術を使った2人乗りの自動運転車。最寄駅から自宅などのラストワンマイルや、買い物などの生活の足、観光スポット間の移動など、短距離の移動手段を想定して開発した。実証実験では一般市民にも同乗してもらって実施する。

PerceptInは8月8日に日本法人「PerceptIn Japan」を設立した。今回の実証実験を機に、日本での自動運転のマイクロモビリティの事業化の取り組みを本格化する。