NDIAS(エヌディアス)は8月27日、自動運転車のシステム開発を手がけるティアフォーと、自動運転でのセキュリティ技術に関して共同研究を開始したと発表した。

両社は自動運転向けのハードウェア、ソフトウェアに関するセキュリティリスクの評価手法、対策技術を共同研究する。具体的には、自動運転車両、車載電子製品と関連するソフトを対象としたセキュリティリスクの分析・評価手法、ペネトレーションテスト手法を開発する。

また、自動運転車、車載電子製品、コネクテッドシステムを対象に、今後必要と想定されるセキュリティ関連技術の開発や、自動運転の国際業界団体「The Autoware Foundation」との連携して自動運転OSを対象としたセキュリティリスクの評価手法と対策技術を開発する。

NDIASは、野村総合研究所グループの情報セキュリティ事業会社であるNRIセキュアテクノロジーズと、デンソーが共同出資して2018年12月に設立した。自動車、車載電子製品のセキュリティ診断やコンサルティングサービスを提供している。